span.author.vcard {display: none;}

これから「健康」の話をしようか

理学療法士。健康、医療、読書のことについて書いていきます。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

情動と病気について

情動は病気を作り出す 「身体予算」は通常、脳が身体のニーズを予期し、酸素、グルコース、塩分、水分などの資源を循環させることによって、1日を通じて変動する。 食物を消化している最中は、胃や腸は筋肉から資源を「借り」、走るときには、筋肉は肝臓や…

BPS model を中心とした痛みマネジメント -思考-

BPSモデルの疼痛マネジメント。 前回の続きで今回は思考編。 medical-reading.hatenablog.com 慢性痛症は, 複雑に絡みあう神経回路の混線により脳内で痛みとして認識されているものであるため,オピオイドや神経ブロックで痛み系を遮断してもあまり意味がな…

鎮痛剤使いすぎ問題

関節疾患等の筋骨格系疾患では、患者の疼痛の訴えが主訴となる。 それにともない医療では、患者が来院して痛みを訴えるとぼぼ必ず“鎮痛剤”処方する。 過剰な鎮痛剤を処方する医療は、正常性の医療ではなく、患者の痛みを増悪し、医療費を圧迫し、貴重な医療…

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 読了

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 作者:ブレイディ みかこ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/06/21 メディア: 単行本 私はよく本の話を患者さんとしている。 ある患者さんから勧められた本で、書店の店頭でよく見かけていたため、気になって…