「恋は続くよどこまでも」
「恋は続くよどこまでも」
久しぶりに良いドラマでした。
主人公の新人看護師の佐倉七瀬は、患者さん1人1人に入院中、退院後のプログラムの冊子を手作りで渡していました。
私も同じことをしています。
担当患者さん全員に状態に合わせて個別のHome-exの冊子を渡します。
新規の方はメモ用紙に書いて渡します。
これを新人の頃からずっと続けています。
最初は下手くそで拙くて、今見ると恥ずかしいくらいです。
大事なのは患者さんに対する“真摯な姿勢”です。
私は経験年数は関係ないと、後輩や学生に言い続けています。
不器用でも直向きな姿勢は、患者さんに伝わります。
実際に、実習生が関わり治療経過が良くなった症例を経験したこともあります。
また、指導者が熱心に学生を指導している姿は患者さんに響きます。
もう1人の主人公。天堂浬。
自分で言うのも何ですが、Dr.の天堂に私は共感していました。
「患者さんのため」
天堂は作中で何度かこのセリフを言っていました。
実力はあるが、スタッフに厳しく、それ以上に自分にストイックで厳しい姿が描かれています。
それは大切な人を亡くしたが故に、命の大切さを知っているからです。
私も患者さん優先で、周りのスタッフを厳しい目で見てしまうところもあり、自分を抑えなければと気をつけています。
最近は両立できるようになってきましたが。
最後に私がよく呟いている言葉です。
「すべては患者のために」