痛みに対する筋運動と情動-structure modelからの脱却-
痛みを診る上で必要な要素はたくさんあります。
そのなかで“運動”と“情動”は重要事項です。
この2つを中心に説明していきます。
私は患者に動作の指導をするときに、“花道” “茶道” の動きをイメージしてくださいと、よく伝えます。
動作と動作の間のことを“繋ぎ” と私は呼んでいますが、この繋ぎが「円滑性」を構築する上で非常に大切になります。
繋ぎを意識していない患者、セラピストは多く、意図する動作はできていても、その繋ぎができていなければ、意味がありません。
この流れを私は、MDS approachと呼んでいます。